誰でもできる占星術：年令域

西洋占星術について詳しい知識がなくても、簡単にわかる方法をご紹介します。

それぞれの星には、年令域というのがあります。
それは、その星の性質が強く出る年令。

月：0～7才
水星：7～15才
金星：15～24才
太陽：25～35才
火星：35～45才
木星：45～55才
土星：55～70才
天王星：70～84才
海王星：84才～
冥王星：死後

たとえば、あなたが20才としましょう。
20才は金星の年令域です。
するとあなたの出生図(バースチャート)の中の金星が強く作用する、
また15～24才の間は出生図の中で金星が意味することがテーマとなる、
というふうに読んでいくのです。


では、実際にやってみましょう！

まず、自分の出生図を出します。(フリーソフト↓)
生まれた日時、場所を入力。ハウスは｢プラシーダス」を選択。

http://www.m-ac.com/pages/setting_j.php

あなたは今、何才ですか?

40才としましょう。

40才ということは、火星の年令域です。
で、火星の場所を探します。
火星は、どのハウスにありますか?
(ハウスとは、内側に書かれている数字。1～12ハウスまであります)

火星があるハウスが表わすことが、今のあなたのテーマとなります。

～各ハウスの意味～
1ハウス…自分自身そのもの・自分のアイデンティティ
2ハウス…自分が得るもの・収入・価値観
3ハウス…コミュニケーション・学習・好奇心・兄弟・小旅行
4ハウス…家・心がやすらぐ場所・自分の帰る場所・不動産
5ハウス…創造・自己表現・恋愛・自分の子供
6ハウス…労働・健康・責任
7ハウス…パートナー・1対1の対人関係・結婚・敵
8ハウス…相手と深く関わること・遺産・パートナーの財産・性
9ハウス…思想・宗教・精神性・海外・旅行・高等教育
10ハウス…社会的地位・キャリア・天職・成果
11ハウス…同じ目的をもったグループ・友人・ネットワーク
12ハウス…社会の枠からはずれた場所・隠されたもの・カルマ・過去・過去生

火星が11ハウスにあるとしましょう。
すると、11ハウスの内容：同じ目的をもったグループ・友人・ネットワークが、
今のあなたのテーマとなります。

何かと人との関わり、グループとの関わりが増えたり、
その中で自分が活躍したり、問題が起きたり…。

でも、そこから何かを学んだり…。

また、火星はどの星座にありますか？
その星座が、火星の振る舞い方、行動の仕方、考え方の傾向を、
象徴しています。

もしかしたら、太陽や月の星座より、
火星の星座の方が、今のあなたらしいかもしれません。
また、そういう風に人から見られるかもしれません。



そんな感じで読んでいきます(*^。^*)

タグ：西洋占星術 年令域